紺碧の夜に

140文字では足りない にじみだすような思い

いい本に出会ったら本を汚したくなったので、汚し方を考えてみた

3年ほど前にはてなブログを始めてから、読む本の種類が変わってきました。

それまではフィクション(小説などの文芸書)がほとんどだったけれど、最近は実用書(ビジネス書や自己啓発、食やダイエット関連など)がほとんど。

主に図書館で借りるけれど、新刊でいち早く読みたいときなどは書店やAmazonで購入します。

 

そんな中、「本の読み方」について思うところがでてきました。

最近買った本がとてもよくて、自分の中に取り込みたいと思ったので、書き込み(ラインをひいたり)しようと思ったのでした。

どこで植え付けられた価値観なのかさっぱりわからないけれど、教科書や参考書以外の本に書き込みをするのって、禁忌と感じていました。

なので、ダイソーで半透明蛍光の付箋を買ってきて、ラインマーカー代わりに貼り付けてみたのだけど、まあ面倒くさいこと。

次第に「なんでこうまでして汚さない様にしているんだ?」と疑問が湧いてきる。

 

いつか手放すとき、高く売れるようにするため?

いやまて。自分の中に取り込みたいと思ったほどの本を、手放すことがあるだろうか。

そんなことを気にするよりも今は、手軽にラインを引いてしまって、書かれている内容をわたしの細胞に染みこませることに注力したほうがいいのではないか?

本っていってもたかだか1500円ほど。ユニクロで限定価格の服買うのとそう変わりはしない。

 

そんなわけで、本にラインをひくことにした。

 

その決意をした関係でやはり興味が湧き、世の中の人はどんな風に「本を活かしている」のか知りたくてググってみたところ、こんな記事に出会った。

本への書き込みを解禁したら、読書が楽しくなった話|リブログネット

わたし同様に、「本を汚すのは悪いことだ」と意識していたブログ主さんが、読書法を変えたことでさらに読書が楽しくなったのだという内容。

  • 書き込みをする前提で読書をすると、脳が活性化する
  • メモ帳を用意するより効率的
  • 書き込むことは、自分だけのバイブルを作る作業だ

という見出しつきで、わかりやすく本を汚す意義を説いてくれた。

そして文中で言及されている「レバレッジ・リーディング|本田直之 著」を知ったので、読んでみることにした。

レバレッジ・リーディング

レバレッジ・リーディング

 

すると、これまたわたしが決意した「本を汚すこと」を後押ししてくれたし、さらに有効な読書術について説かれていた。

これはうまく取り入れていきたい!

 

今現在はやはり、金銭面や収納面を考えて図書館で借りることをメインにしているのだけれど、例えばkindleを取り入れるなど、本との付き合い方を変えていきたいところだな、と感じている。

なお、本にラインを引きことなどについてググっていた際、面白いnoteに出会った。

レバレッジ・リーディングを読んだ後に思ったのだけれど、このnoteの主さんが買った本の前の持ち主「オレ」はレバレッジ・リーディングを実践しているすごいヤツなんじゃないだろうか。

だってラインどころか、読んでいる最中の心情など、余白にしっかり書いている。まさに、レバレッジ・リーディング!!