紺碧の夜に

140文字では足りない にじみだすような思い

北京五輪 スノーボード スロープスタイルを見ていて、ド素人スノーボーダーが思ったこと

Yahooトップページに上がっていたこの記事をみて、書きたくなってしまったので、うわーっと書く。

www.nikkansports.com

個人的にSS(スロープスタイル)は競技としてだけでなく、普段ゲレンデで楽しんでいるときだって、十分見ごたえがあると思ってます。

パークの中に点在する各アイテムやキッカー(さらにはキッカーのデコで)、どんなラインでどんな風に遊ぶかを思い描いて滑るのが楽しいし、見ていてもそれが楽しみになるから。

それなのに、競技としてのSSになるとどうしても、得点の多くを占めるであろうキッカーに重点が置かれる。さらにはそのエア(ジャンプ)の難易度で点数を競うことになる。

ゆるゆるとゲレンデを滑り地形で遊び、その延長線上でパークを「流す」のが好きで、またそれを見るのも好きな自分としては、その、キッカーまっしぐら、難易度まっしぐらになってしまう「競技・スロープスタイル」はやや悲しいものがある。

 

そんな気持ちを持ちつつ見ていた男子SSで、浜田選手がジブエリアで突如消えた時は「やってくれたな!」なんていう気分になった。

もちろん、きっと、レールにトランスファー決めるより得点は低くなるんだろうなって競技者ですらないド素人スノーボーダーの私ですらわかっていたけれど、それでも彼があのボウルでの遊びを選択したのを見て、とてもうれしかった。

 

パークの楽しみの本質って、あれだよねって。思いがけないことしてくるヤツを見るのが、楽しいんだよねって。

 

エアだって、高回転・縦回転、もちろんすごいよ。でも、低回転もめちゃくちゃスタイル入れてオシャレに回るのとか、思わずリフト上から歓声あげちゃうよ?「イエーーーーっ!」「オッシャレ~!」って声掛けちゃうよ?

難易度高いのはもちろんすごいけど、それだけじゃないよってことなんだ。

 

以上、LIVE中継を観ていた時、Twitterで「ジャンプ台に行くまでの平均台みたいなものは必要なの?」という感じのついーとを見て、ふと思ったことでした。

 

※競技としてのSSをディスってるわけではないので悪しからず。実際にゲレンデでパークを見たり楽しんだりしたことない方々に、「あの平均台、意味ないわけじゃないんだよ」って伝えたかっただけです。 

※当方、23歳から約12年間、冬は毎週末ゲレンデで車中泊して朝から晩まで滑り、連休は長野に遠征行ったりして、下手なりにパークやパウダーを楽しんでいたド素人スノーボーダーです。